東海地方の人なら誰でも知っているステーキハウス「あさくま」
その親会社であるテンポスホールディングスの株主優待を使ってあさくまへ行きました。
ランチメニューで定番の「あさくまステーキ」でも食べようとしたのですが、
毎日限定10食という「あさくまステーキ重」という商品を発見。
「限定」という言葉に弱いのと、新しいもの好きなこともあり、このあさくまステーキ重を注文してみました。
突然ですが、ここで問題です。この限定10食のあさくまステーキ重、いくらだと思いますか?
写真のとおり、重箱にごはんとロースビーフがぎっしり敷き詰められて、お味噌汁とお漬物もついています。
2,000円?
1,500円?
1,300円?
正解は、な~んと1,000円です^^(税別)
サラダバー、コーンスープバー等は別途600円かかりますが、
特製のタレも肉の味をよく引き立てて美味しかったです。
鉄板の上に載せたステーキ以外のメニューももっと増えたらいいと思うんですけどね。
昔は、名前は忘れましたが「あさくま御前」(?)的な仕出し弁当みたいな商品もあった気がします。
高齢化も進み、また「親子三世代」での来店も少なくないと思うので、
ガツガツのステーキメニューもいいですが、それ以外のメニューももうちょっと充実したら売り上げも上がる気がします。
さて、あさくまについては、あさくま(7678)自体でも上場しています。
株価は1629円(3月8日終値) 1単元100株なので、最低投資金額は162,900円となります。
コロナの影響もあり、2021年3月は赤字予想、無配転落ですが、四季報では2022年3月期は黒字予想となっています。株主優待は、3月に1回、4000円分(1,000円分×4枚)の食事券。優待利回りは、約2.4%になりますね。
あさくまのウリは、ステーキはもちろんなのですが、やはり「サラダドレッシング」と「コーンスープ」でしょう。東海地方のスーパーでは、「あさくまドレッシング」と「あさくまコーンスープ」として商品棚にあがっているほど、他のものとは違う「ブランド品」となっています。他の商品より、若干高めですが、おいしいので、食卓に並んだコーンスープが、このあさくまコーンスープだと、結構うれしかったりします^^
で、自分が株で持っているのは、このあさくまの親会社である、テンポスホールディングス(2751)になります。
テンポスHDは、飲食店さんが使っている、大型冷蔵庫や調理器具等の厨房機器を買い取り、再販する事業が主力で、業界の最大手。四季報では、「独壇場」とまで書かれています。最近のコロナ禍で、買取が大幅に増えているようなので、今後、コロナが落ち着いた後は、逆に購入が増えるのは間違いないので、楽しみです。
そんな、テンポスとあさくまの馴れ初め。
あさくまは、東海地方を中心に、店舗をどんどん拡大していましたが、バブル崩壊、そして長引くデフレ不況が直撃し、次々に店舗を閉鎖、コピー機のリース審査も通らないほどの倒産危機だったんです。
(たしかに、自分もあさくまに行かなくなり、ガストの「目玉焼きハンバーグ」ばっかり食べてたような。。)
そこで手を差し伸べたのが、業績絶好調のこのテンポスバスターズ(のちにHD化)だったのです。
現在の株価は2,186円。1単元100株なので、最低投資金額は218,600円。株主優待は、年1回、8,000円相当の食事券(1000円分×8枚)になります。この食事券は、あさくま及びテンポスのグループ企業以外の協力企業でも使用することができる為、大変重宝します。自分も寿司屋さんや居酒屋さんで使ったことがありますよ。優待利回りとしては、約3.6%。配当予想は10円になりますので、配当金と優待券を合わせた総合利回りは、約4.1%。なかなかいいですね。ちなみに4月決算の銘柄です。
最近は、厨房機器再販及び飲食店経営以外にも、コンサル業務等にも力を入れており、ますます成長も期待できます。コロナが収まるまで、少しの辛抱です。。