ロスジェネ世代の下剋上

ロスジェネ世代転職歴多しのアッパーマス層サラリーマンが記すお金と教育と趣味等のブログです。

ホワイト企業とブラック企業は朝から違う

ホワイト企業ブラック企業の定義はいろいろあると思いますが、

労働環境に関するコンプライアンス(法令順守)の観点から見ると、朝の朝礼時間から違いがあります。

 

自分が働いたことがある超巨大企業及び官公庁は、始業時間ピッタリの時刻から朝礼(業務)の開始、9時が始業時間だとして、8時59分に来て出勤端末に打刻しても無問題です。(特定の人はホント毎日始業時間2~3分前にドタドタ出社して打刻してました)

 

逆に中小、零細企業の方は、始業時間10分前に朝礼やラジオ体操、「新人は一番早く出社して掃除をするのがこの会社のしきたり」と言って始業時間1時間以上前に出社するのが当たり前になっている体育会系のところもありました。

 

ん~でもこの問題、法的にはどうなんでしょうか?

 

最高裁では、労働時間を「労働者が使用者の指揮命令下に置かれている時間」と示しています。直訳すると「働いている人が、会社(上司)の言うこと(ルール)を守らなければならない時間」としています。

 

つまり、社員が全員参加の朝礼やラジオ体操は、原則、労働時間になります。

 

マトモナ大企業や官公庁はこれを知っているので、朝礼なんかは始業時間が来てから始めているのです。労働組合はこのあたりかなりウルサイです。中小零細は労働組合も少なく、弱体なので、会社によってはこのあたりも突っ込めないでしょうね。。こういった中小零細でしか働いたことが無い人は、もはや「それが当たり前の世界」としているか、「会社に言っても無駄」ということを知っているので、なかなか変わるのは難しいでしょう。

 

まあ、個人的に言えば、就業時間内だろうと外だろうとあまり気にしません。仕事が面白ればですが。。

 

過払い金バブルの宴の後、一部の法律事務所なんかが「残業代の請求」について結構広告を打っていましたが、最近あまり見ません。過払い金のような定型ワークにできないとは聞いていましたが、継続的な事業化は難しかったのでしょうか。。

 

始業時間前朝礼やラジオ体操については、某自動車メーカーが訴えを起こされて負け、その時間は労働時間と見なされて、未払い賃金を払ったという判例もあるので、会社とファイティングしたい人はちょっと検討するのもいいかもしれませんね。(※詳しくは弁護士さんや社会保険労務士さんにご相談ください)