ロスジェネ世代の下剋上

ロスジェネ世代転職歴多しのアッパーマス層サラリーマンが記すお金と教育と趣味等のブログです。

子供に絶対にやっていけない声がけとは?

「あなたは算数が苦手だね。パパもママもそうだったから仕方がないね」

「うちは元々運動が苦手な家系だからなあ。足が遅いのは仕方ないよ」

「おまえは○○と比べて集中力無いしだめだな。でも、期待してないから安心してな」

 

ありますよね、子供に対してのあなたに期待してないよトーク

 

子供に対して、「あなたのせいじゃないから落ち込まないで」という意味も含まれているかもしれませんが、これからどんどん成長していく子供に、変な思い込みを与えてしまい、ひょっとしたらいつか花開く才能をつぶしてしまう可能性もあります。

 

「ほめて育てる」という言葉がありますが、1960年代にアメリカの教育心理学者が次のような実験をしました。

 

ある小学生の生徒たちに知能テストを受けさせ、後日、担任の先生に「この生徒達は、非常に伸びしろのある生徒である」として、その生徒達の名簿が渡されました。

実際、その後、「伸びしろがある」とされた生徒たちはグングンと成績を伸ばしていったのでした。

 

・・・が、しかし、その「伸びしろがある」とされた生徒達のリストは、特に根拠もなく無作為に選ばれたデタラメなもの。担任の先生は、「伸びしろがある」ということを信じて、特にその生徒らを励まし、接し方も変えていったそうです。

 

他者から期待をかけられ、励まされると、子供は、その期待に応えようと反応(努力)するようになります。これをピグマリオン効果といいます。

 

何、ピグマリオン?

 

言葉の由来が気になりますよね?(ならなかったらスイマセン。。)

 

ピグマリオン効果の由来は、ギリシャ神話からです。

ある島にピグマリオンという王様がいました。ピグマリオンは彫刻をするのが大好き。

ある時、女性の像を作っていたのですが、その完成した女性の像があまりにも美しく、あろうことか惚れてしまったのです。「あ~、この女性像が本物の人間になってくれないかな~」と願っていました。そうしたら、それを知った神が、ピグマリオンを哀れに思ったか、その女性像に生命を吹き込み、本物の女性に変化、ピグマリオンはめでたくその女性と結婚したんだとさ、チャンチャン。という、現代の女性フィギュアヲタの方が聞いたら涙してしまうであろうありがたいお話です。

 

何事も願えば必ず叶うものではありませんが、願うことも大切です。

 

子供にとっては、周りの大人や先生などに、期待をかけられ、応援されることはうれしいことです。プレッシャーになりすぎてはいけませんが、期待されていないより、期待されていた方が、モチベーションアップになることは、間違いありませんからね。

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ピグマリオン効果

逆に、期待されていないと、その通りの結果になってしまうという研究結果もあります。これをゴーレム効果といいます。

 

え、ゴーレム?あのドラクエの?

 

・・・いや、よくわかりませんが、調べると、ゴーレムとはユダヤ伝承の泥人形のことで、本来は魔術師の呪文によって動くことができるのですが、額にある文字を消してしまうと、ただの泥人形に戻ってしまうものらしいです。このことから、他人からのネガティブな影響によって、その能力を抑えてしまうことをゴーレム効果と呼ぶようになったそうです。

 

つまり、ピグマリオン効果とゴーレム効果は表裏一体の意味を表します。

 

期待をされ、励まされ、ポジティブな言動を与えらると子供はそれに応えようと成長し逆に期待されず、励まされず、ネガティブな言動を与えると子供はその通りやる気が失せ、成長も止まってしまう可能性があるのです。

 

子供を信じ、ポジティブシンキングでいきましょう!!